メモ:アフガニスタン 料理と国の物語
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修正後の順番
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第1章 はじめに
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第2章 アフガニスタンという国
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第3章 9/11とアフガニスタンの現状
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第4章 アフガニスタン料理の魅力
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第5章 代表的な料理のレシピ集
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第6章 料理から見えるアフガニスタンの姿
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第7章 イベント当日(アフガニスタン大使館)
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第8章 おわりに(最後に移動、差し替え文章を適用)
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2025年9月14日22:50 出力コピペ
第1章 はじめに
本書は、アフガニスタンという国とその料理を通じて、その文化や人々の暮らしを理解しようとする試みです。
アフガニスタンは、長い歴史のなかで数多くの試練を経験してきました。帝国の侵攻、冷戦構造の渦中での混乱、そして現代に至るまで続く紛争。その一方で、豊かな自然環境や多様な民族文化が共存し、人々の生活を支えてきました。
特に料理は、その国の姿を最も身近に映す鏡です。日常の食卓に並ぶ料理には、人々の知恵と暮らしの工夫が詰まっています。アフガニスタンの料理は、米や小麦、野菜、肉、そして香り豊かなスパイスを組み合わせた独特の味わいを持ちます。その背景には、シルクロードを通じた文化交流の歴史があり、インド・中東・中央アジアの要素が混ざり合っています。
本書では、アフガニスタンの代表的な料理をレシピ形式で紹介するとともに、大使館イベントでの体験や現地の声を記録し、食を通じて国を理解する視点を提示します。
一皿の料理に込められた物語は、国境を越えて人と人をつなぐ力を持っています。本書が読者にとって、世界を理解する第一歩となれば幸いです。
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第2章 アフガニスタンという国
アフガニスタンは中央アジアに位置し、東西文明の交差点として長い歴史を刻んできました。北は中央アジア、西はイラン、南と東はパキスタン、中国とも国境を接し、古来より「シルクロード」の要衝として栄えてきました。
国土の大部分は山岳地帯であり、ヒンドゥークシュ山脈が国を南北に分けています。この厳しい自然環境は人々の生活や文化に強く影響を与え、乾燥した気候のなかで麦や米を中心にした食文化が発展してきました。
アフガニスタンの人口は多様な民族で構成されています。最大の民族はパシュトゥーン人であり、その他にもタジク人、ハザラ人、ウズベク人などが暮らしています。民族ごとに言語や文化が異なり、複雑な多様性を持つ一方で、時にそれが対立の火種ともなってきました。
公用語は二つあり、ダリ語(ペルシャ語系)とパシュトゥー語です。日常生活や商取引ではダリ語が広く用いられ、パシュトゥーン人を中心にパシュトゥー語も使われています。
また、アフガニスタンの人々の暮らしを語るうえで欠かせないのが「もてなしの文化」です。訪問者を温かく迎え、食卓を共にすることは社会的な絆を強める大切な習慣であり、筆者自身もその心意気を実際に体験したことがあります。
歴史的に、アフガニスタンは大国の干渉を繰り返し受けながらも、独自の文化を守り抜いてきました。その resilience(レジリエンス:困難に耐え抜く力)は、現代の困難な状況においてもなお、人々の暮らしのなかに息づいています。
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第3章 9/11とアフガニスタンの現状
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件(9/11)は世界の歴史を大きく変えました。その影響は遠く離れたアフガニスタンにも直撃します。アメリカ政府はテロ組織アルカイダを匿っているとしてタリバン政権に軍事行動を開始し、アフガニスタンは再び戦乱の舞台となりました。
その後、国際社会の支援のもとで新しい政府が樹立されましたが、政治の不安定さ、治安の悪化、経済の停滞は長く続きました。特に女性の教育や社会参加は大きな課題となり、国際社会からの援助によって少しずつ前進したものの、根深い対立と制度的な制約が残されました。
2021年、米軍の撤退に伴いタリバンが再び権力を掌握すると、女性の権利は急速に制限されることになりました。教育を受ける機会や働く自由を奪われた女性たちの声は、国際社会に大きな衝撃を与えています。
筆者自身が参加したアフガニスタン大使館でのイベントでも、大使は次のように語りました。
「現在タリバン政府では残念なことに女性の権利が制限されています。アフガニスタンは国民の49%が女性です。つまり国民の半分の権利が踏みにじられている現状です。ここアフガニスタン大使館は、タリバン政権のものではありません。アフガニスタン国民のものなんです。」
この言葉は、参加者に強い印象を残しました。アフガニスタンの未来は、女性を含むすべての国民が尊重される社会を築けるかどうかにかかっています。
同時に、アフガニスタンは「テロと戦争の国」としてのみ語られるのではなく、人々の暮らしや文化、日常を見つめ直す視点が必要です。その一つが「食文化」を通じた理解であり、本書の中心的なテーマでもあります。
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第4章 アフガニスタン料理の魅力
アフガニスタン料理は、東西文明の交差点に位置する地理的背景を映し出しています。インドのスパイス、イランや中東の香辛料文化、中央アジアの乳製品や小麦文化が融合し、独自の食文化を形成してきました。
代表的な料理として知られるのは、米料理「カブリ・プラオ」です。バスマティライスを香辛料や肉とともに炊き込み、干しぶどうやにんじんを添えた華やかな一皿は、祝祭やおもてなしに欠かせません。また、小麦粉を使った蒸し餃子「マンティ」、手打ち麺入りのスープ「アーシ」、野菜入り薄焼きパン「ボラニ」など、粉食文化も豊かです。
肉料理では、羊肉や鶏肉を香辛料でマリネして焼き上げた「ケバブ」が人気です。炭火で焼く香ばしさは人々を惹きつけ、日常の食卓から特別な集まりまで幅広く親しまれています。
また、アフガニスタンの料理には必ず「ヨーグルト」が登場します。ヨーグルトはソースやスープのベース、サラダのドレッシングなど、幅広く活用されており、暑く乾燥した気候の中で人々に爽やかさをもたらしています。
甘味では、ドライフルーツやナッツを使ったデザートが多く見られます。シルクロードを経由してもたらされた干しぶどうやアーモンドは、料理や菓子に彩りを添える大切な存在です。
アフガニスタン料理の大きな特徴は「もてなしの心」に根ざしていることです。客人を迎える際には、必ず豊かな食卓が用意されます。料理は単なる栄養補給ではなく、信頼や友情を育む場であり、人と人を結びつける象徴なのです。
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第5章 代表的な料理のレシピ集
カブリ・プラオ
(画像: 20250913カブリプラオ.jpg)
材料(2人分)
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白米 200g
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ドライフルーツ 40g
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モルシージャ(ブラッドソーセージ) 60g
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ナス 1本
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ピーマン 1/2個
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オクラ 3本
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玉ねぎ 1/2個
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トマト 1/2個
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ヨーグルト 50g
手順
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米とドライフルーツを一晩水に浸す。
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野菜とモルシージャを炒める。
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炒めた具材と米を合わせて土鍋で炊く。
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沸騰後、弱火で10分加熱し、火を止める。
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蒸らして完成。
マンティ(蒸し餃子)
(画像: マンティ.jpg)
材料(2人分)
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小麦粉 200g
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羊ひき肉 100g
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玉ねぎ 1/2個
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塩・胡椒 少々
手順
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小麦粉と水で皮を作る。
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羊ひき肉と玉ねぎを混ぜ、塩・胡椒で調味する。
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皮に具を包む。
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蒸し器に並べて蒸す。
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ヨーグルトソースを添えて完成。
アーシ(手打ち麺入りスープ)
(画像: アーシ.jpg)
材料(2人分)
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小麦粉 100g
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羊ひき肉 50g
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玉ねぎ 1/4個
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ヨーグルト 30g
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塩・胡椒 少々
手順
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小麦粉を練って麺を作る。
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鍋で羊ひき肉と玉ねぎを炒める。
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水を加えてスープを煮立てる。
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麺を加えて煮込む。
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ヨーグルトを添えて完成。
ボラニ(野菜入り薄焼きパン)
(画像: ボラニ.jpg)
材料(2人分)
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小麦粉 200g
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ほうれん草 50g
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じゃがいも 50g
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玉ねぎ 1/4個
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塩 少々
手順
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小麦粉と水で生地を作る。
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茹でたほうれん草・じゃがいも・玉ねぎを混ぜる。
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生地で具材を包む。
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フライパンで両面を焼く。
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切り分けて完成。
ケバブ(羊肉の串焼き)
(画像: 20250912チキンシシケバブ.jpg)
材料(2人分)
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羊肉 200g
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玉ねぎ 1/4個
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にんにく 1片
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クミン 少々
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塩・胡椒 少々
手順
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羊肉を一口大に切る。
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玉ねぎとにんにく、スパイスでマリネする。
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串に刺す。
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炭火またはグリルで焼く。
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焼き上がったら完成。
第6章 料理から見えるアフガニスタンの姿
料理は、その国の歴史や文化を最も身近に映し出すものです。アフガニスタンの料理からは、人々の生活の工夫や社会の価値観が浮かび上がってきます。
例えば、米料理の「カブリ・プラオ」は祝祭やもてなしに欠かせない一品です。バスマティライスの香り、にんじんの甘味、干しぶどうの酸味が調和するこの料理は、豊かさと温かさを象徴しています。家庭で客を迎えるときに必ず出されることからも、食卓が人と人をつなぐ重要な場であることがわかります。
また、小麦粉を使った「マンティ」や「ボラニ」は、手間ひまをかけて作られる家庭料理です。家族や友人と一緒に食卓を囲み、手作りの味を分かち合うことは、コミュニティの結束を強める役割を果たしています。
アフガニスタンの食文化には、遊牧生活の影響も見られます。ヨーグルトや乳製品を多用するのは、牧畜と深く結びついている証拠です。ケバブのような肉料理は、シンプルでありながら香り高く、外で仲間と食べる時間を大切にする遊牧民の伝統を思わせます。
さらに、ドライフルーツやナッツが豊富に使われる背景には、シルクロード交易の歴史があります。多様な食材が料理に取り入れられたことで、アフガニスタンの食文化は周辺地域とのつながりを強く反映しています。
こうした料理のひとつひとつに、歴史や文化、そして人々の生き方が刻まれています。料理を味わうことは、単なる食事ではなく、その国の物語を共有する体験でもあるのです。
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第7章 イベント当日(アフガニスタン大使館)
大使の挨拶
(画像: 20250912アフガニスタン大使館.jpg)
冒頭、大使は次のように語りました。
「現在タリバン政府では残念なことに女性の権利が制限されています。アフガニスタンは国民の49%が女性です。つまり国民の半分の権利が踏みにじられている現状です。ここアフガニスタン大使館は、タリバン政権のものではありません。アフガニスタン国民のものなんです。」
この言葉は、会場に集まった人々に強い印象を残しました。女性の権利が制限される中で、未来に向けて希望を持つためには、国民一人ひとりの声が大切であることを訴えていました。
支援活動紹介
REALs(リアルズ)の活動
イベントでは、NGO REALs(リアルズ) による「東部地震緊急支援」のスライドが紹介されました。
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団体名に込めた想い
REALsとは Reach Alternatives(リーチオルタナティブズ) の略で、「新しい選択肢をつくり、そこへ届くよう力を合わせる」という意志が込められています。 -
活動ポリシー
1 専門家がいないフィールドに集中する。
すでに専門家がいる場合は、その団体にまかせる。REALsは課題やニーズが山積みにもかかわらず、解決の担い手が足りていない分野や地域を活動フィールドとして選んでいます。
2 争いが起きた後より、起きる前にフォーカス。
失われた命は戻らないから。争いが起きてしまった被害を修復するより、起きる前に「予防する」専門性を強化しています。
3 現地の人々を、問題解決のスペシャリストに。
REALsは、現地の人材を育成することに力を注いでいます。主体的に取り組む人が増えるほど、その人たちの周囲の問題から解決され、世代を超えて意識と行動が広がっていきます。
4 人を変え、しくみを変え、社会を変える。
平和の担い手となる「人」が生まれ、問題解決の「しくみ」をつくり、争いを予防できる「社会」を実現していくことを目指しています。
文化展示
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(画像:
20250912国家の輪歌詞.jpg)
国家の輪の歌詞カード表紙が展示されました。 -
中村哲医師の写真展示。
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歴史的指導者の紹介パネル。
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アフガニスタン国歌の歌詞
この地はアフガニスタン
全てのアフガニスタン人の誇り
平和の地、剣の地
その息子たちは皆、勇敢だ
この地はあらゆる部族の地
バルーチ人とウズベク人
パシュトゥーン人とハザラ人
トルクメン人とタジク人
彼らとアラブ人とグージャル人
パミール人、ヌーリスターン人
ブラーフウイー人、クズルバシュ人
更にアイマーク人とパシャイ人
この地は永遠に輝くだろう
青い空の太陽のように
アジアの胸に
その心臓としてあり続けるだろう
我らは唯一の神に従う
我らは皆で言う「アッラーは偉大なり」
我らは皆で言う「アッラーは偉大なり」
我らは皆で言う「アッラーは偉大なり」
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アシュラフ・パブリ氏の講演
「アフガニスタンの公用語は2つあります。ダリ語とパシュトゥー語です。『ありがとう』はダリ語では『マナナ』、パシュトゥー語では『タリャリク』と言います。覚え方は『バナナ』と『多謝利来』です。」
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料理体験(大使館提供)
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カブリ・プラオ(画像:
20250912アフガン風炊き込みご飯.jpg) -
ボラニ・バンジャン(画像:
20250912アフガン風茄子の煮込み.jpg) -
ケバブ(画像:
20250912チキンシシケバブ.jpg) -
サブジ(ほうれん草の蒸し煮)(画像:
20250912ホウレンソウの蒸し煮.jpg) -
サラダ(画像:
20250912アフガン風パンとサラダ.jpg) -
アフガンパン(画像:
20250912aプレート.jpg) -
デザート「フェルニ」(画像:
20250912ミルクのデザート.jpg) -
ドライフルーツ「シルクロードの愛情フルーツ」(画像:
20250912シルクロード愛情フルーツ.jpg)
実際に食べてみると、スパイスの香りと素材の味が絶妙に調和しており、滋味深さを感じる料理ばかりでした。特に「カブリ・プラオ」は日本のお米でも十分に再現でき、甘味と塩気のバランスが見事でした。
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料理体験(家庭で再現)
(画像: 20250913カブリプラオ.jpg)
後日、筆者自身が家庭で「カブリ・プラオ」を再現しました。
材料(2人分)
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白米 200g
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ドライフルーツ 40g
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モルシージャ 60g
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ナス 1本
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ピーマン 1/2個
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オクラ 3本
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玉ねぎ 1/2個
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トマト 1/2個
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ヨーグルト 50g
手順
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米とドライフルーツを一晩水に浸す。
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野菜とモルシージャを炒める。
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炒めた具材と米を合わせて土鍋で炊く。
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沸騰後、弱火で10分加熱し、火を止める。
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蒸らして完成。
感想
「ビリヤニ大澤のフライパンビリヤニ」を参考に、夕顔やモルシージャを加えたアレンジを行いました。シルクロードの愛情フルーツも使用し、仕上げにベビーリーフを蒸し加えました。個性的な素材を組み合わせたにもかかわらず、調和した味わいに驚きました。苦味・酸味・香ばしさが重なり、とても満足感のある一皿でした。
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第8章 おわりに
(画像: 20250912六本木一丁目駅.jpg)
(画像: 20250912屋上にて.jpg)
六本木一丁目駅からアフガニスタン大使館に来る途中、一軒の民家もなく、高層ビルに囲まれた道を歩いた。もし災害で電気が止まったら、この街で生き続けるのは極めて難しいだろう。何百億円とかけて造られたこの街は、まるで砂上の楼閣のように見えた。
国歌の輪の主催者から、いま一から開墾して牧場を作っている人がいる、と聞いた。本当に生きるとは、そういうことなのではないかと思った。農地を太陽光発電のパネルで埋め尽くす光景と、フレデリック・バックの絵本『木を植えた男』を思い出した。
先日読んだ内村鑑三の『後世への最大遺物』には「いさましい高尚なる生涯こそ一生かけて残すべき」とあった。今日、新たにすばらしい人を知ることができ、その言葉の意味を強く感じた。
アフガニスタンの料理を通して、その国の人々の暮らしや価値観を知ることができる。料理は単なる栄養補給ではなく、一皿に込められた物語が国境を越えて人と人をつなぐ力を持っている。
本書が読者にとって、世界を理解する第一歩となることを願っている。
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フガニスタン:料理と国の物語(改訂版ドラフト)
第1章 はじめに
アフガニスタンという国の名前を聞いたとき、多くの人はまず「戦争」「テロ」「難民」といった言葉を思い浮かべるかもしれません。
しかし、その印象の裏には、古代からシルクロードの要衝として栄え、多民族が行き交い、豊かな食文化と人々の生活を育んできた国があります。
料理は国の歴史や人々の価値観を映す鏡です。食卓に並ぶ一皿は、日常の暮らしや季節の移ろいを映し出すだけでなく、民族の誇りや祈りも表しています。
本書では、アフガニスタンという国の歴史と文化、そして代表的な料理を紹介し、さらに実際の大使館イベントでの体験と家庭での再現料理を記録します。
第2章 アフガニスタンという国
2-1 地理的位置
アフガニスタンは中央アジアと南アジア、西アジアの交差点に位置し、古代から東西交易の要衝でした。イラン、パキスタン、中国、中央アジア諸国と接し、シルクロードの中心として栄えました。
2-2 歴史的背景
数千年にわたる歴史の中で、アケメネス朝ペルシャ、アレクサンドロス大王、イスラム王朝、モンゴル帝国、ティムール朝など、数多くの文明が交差しました。19世紀には「グレートゲーム」の舞台となり、20世紀末にはソ連侵攻、タリバン政権、アメリカの介入と続きました。
2-3 多民族社会
アフガニスタンにはパシュトゥン人、タジク人、ウズベク人、ハザラ人など多様な民族が共存しています。それぞれの文化や言語が交錯し、料理や衣装にも豊かなバリエーションを生んでいます。
2-4 宗教と価値観
国民の大多数はイスラム教徒であり、イスラムの礼拝や断食月ラマダーン、巡礼、結婚儀礼などが生活に深く根付いています。料理も宗教規範(ハラール)の影響を強く受けています。
2-5 「パンと塩の絆」
アフガニスタンには「パンと塩の絆」という言葉があります。これは、一緒にパンと塩を分け合った仲は深い友情で結ばれる、という意味です。食卓は人を迎え入れる最も重要な場所であり、もてなしの象徴です。
2-6 虎山アミンさんのもてなし
私自身、渋谷のドン・キホーテ前で元アフガニスタン大使館員の虎山アミンさんに出会ったことがあります。声をかけると笑顔で「せっかくだからウチでお茶しないか?」と誘ってくれました。その途中、自宅前に座りこんでいた若者三人にも声をかけ、「君たちも一緒にお茶を飲まないか?」と誘い、みんなで彼の家に行ったのです。
このエピソードは、まさにアフガニスタンの「お客をもてなす心意気」を体現していました。彼はソ連の侵攻で祖国に帰れず、日本国籍を取得しましたが、その中でなお「もてなし」を大切にしていたことは、強く印象に残っています。
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第3章 9/11とアフガニスタンの現状
2001年9月11日の米国同時多発テロ事件(9/11)は、アフガニスタンの人々にとっても大きな転機となりました。タリバン政権がアルカイダを庇護したとして米国による軍事介入が行われ、長期的な戦争が始まりました。
一般市民は戦火と混乱に巻き込まれ、多くの人々が国外に避難しました。「自分たちが事件を起こしたわけではないのに、なぜ責任を負わされるのか」という声も聞かれました。
日本との関わりにおいて特に重要なのは、医師・中村哲さんの活動です。ペシャワール会を通じて医療・灌漑事業を進め、多くの命を救いました。彼の活動はアフガニスタンの人々の記憶に深く刻まれています。
第4章 アフガニスタン料理の魅力
アフガニスタン料理は、辛さよりも香りを重視します。クミン、コリアンダー、シナモン、カルダモンといったスパイスが巧みに組み合わされ、甘みと塩味の調和が特徴です。
料理は「もてなし」の精神と深く結びつき、家族や友人を迎える場面では大皿に盛られたご飯やパンがふるまわれます。
日常食には豆や野菜が多く使われ、祝祭の席には肉やドライフルーツがふんだんに取り入れられます。
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第5章 代表的な料理のレシピ集
カブリ・プラオ
材料(2人分)
- バスマティライス … 200g
- 水 … 250ml
- 羊肉または牛肉 … 150g(モルシージャ代用可)
- 玉ねぎ … 1/2個
- ニンジン … 50g
- レーズン … 20g
- アーモンド … 10g
- バター … 10g
- クミン … 小さじ1
- シナモン … 小さじ1/2
- 塩 … 小さじ1
- 黒胡椒 … 少々
作り方(5ステップ)
1. バスマティライスを洗って30分浸水する。
2. 鍋でバターを溶かし、玉ねぎと肉を炒め、塩とスパイスを加える。
3. 水と米を加え、沸騰したら弱火で約15分炊く。
4. 別鍋でニンジンを炒め、レーズンとアーモンドを加える。
5. 炊き上がったご飯の上に彩りよく盛り付ける。
マンティ
材料(2人分)
- 小麦粉 … 150g
- 水 … 70ml
- 塩 … 少々
- 羊ひき肉 … 100g
- 玉ねぎ … 1/4個
- ニンニク … 1片
- 塩・胡椒 … 少々
- ヨーグルト … 100g
- ドライミント … 小さじ1
作り方(5ステップ)
1. 小麦粉と水、塩で生地をこね、30分休ませる。
2. 肉、玉ねぎ、ニンニク、塩・胡椒を混ぜて餡をつくる。
3. 生地を薄くのばし、餡を包む。
4. 蒸し器で15分蒸す。
5. ヨーグルトソースとドライミントをかけて仕上げる。
アーシ
材料(2人分)
- 小麦粉 … 100g
- 水 … 50ml
- 塩 … 少々
- 玉ねぎ … 1/2個
- トマト … 1個
- ひき肉 … 100g
- ヨーグルト … 100g
- ニンニク … 1片
- クミン … 小さじ1
- 塩・胡椒 … 少々
作り方(5ステップ)
1. 小麦粉と水で生地をつくり、細麺状に切る。
2. 鍋で玉ねぎとひき肉を炒め、トマトを加えて煮る。
3. 水を400ml加えてスープにし、味付け。
4. 麺を加えて5分煮る。
5. ヨーグルトとニンニクを混ぜてかけて仕上げる。
ボラニ
材料(2人分)
- 小麦粉 … 150g
- 水 … 70ml
- 塩 … 少々
- ジャガイモ … 100g
- ニラ … 30g
- オイル … 大さじ2
作り方(5ステップ)
1. 小麦粉と水で生地をつくり、30分休ませる。
2. ジャガイモを茹でてつぶし、刻んだニラと混ぜる。
3. 生地をのばし、具を包む。
4. フライパンで両面を焼く。
5. 食べやすく切り分ける。
ケバブ
材料(2人分)
- 羊肉 … 200g
- 玉ねぎ … 1/4個
- ニンニク … 1片
- ヨーグルト … 大さじ2
- レモン汁 … 大さじ1
- クミン … 小さじ1
- 塩 … 小さじ1/2
- 胡椒 … 少々
作り方(5ステップ)
1. 羊肉を一口大に切る。
2. マリネ液に漬けて1時間休ませる。
3. 串に刺す。
4. 強火で外側を焼き、中火で火を通す。
5. レモンを絞って仕上げる。
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第8章 イベント当日(アフガニスタン大使館)
大使の挨拶
「現在タリバン政府では残念なことに女性の権利が制限されています。
アフガニスタンは国民の49%が女性です。つまり国民の半分の権利が踏みにじられている現状です。
ここアフガニスタン大使館は、タリバン政権のものではありません。アフガニスタン国民のものなんです。」
支援活動紹介
REALs(リアルズ)の「東部地震緊急支援」のスライド紹介がありました。
REALs(リアルズ)の活動
団体名に込めた想い
REALs(リアルズ)とは、Reach Alternatives(リーチオルタナティブズ)。
新しい選択肢をつくり、そこへ届くようともに力を合わせること。
活動ポリシー
1 専門家がいないフィールドに集中する。
すでに専門家がいる場合は、その団体にまかせる。REALsは、課題やニーズが山積みにも関わらず、解決の担い手が足りていない分野や地域を活動フィールドとして選んでいます。
2 争いが起きた後より、起きる前にフォーカス。
失われた命は戻らないから。争いが起きてしまった被害を修復することよりも、起きる前に「予防する」専門性を強化。起きてしまった時は、再発を防ぐことを活動の軸にしています。
3 現地の人々を、問題解決のスペシャリストに。
REALsは、現地の人材を育成することに力を注いでいます。育った人材が次の世代のロールモデルとなり、「自分たちの手で社会は変えられる」という意識と行動が広がっていくことを目指しています。
4 人を変え、しくみを変え、社会を変える。
平和の担い手となりうる「人」が生まれ、問題解決の「しくみ」をつくり、争いを予防できる「社会」へ。一時的な変化ではなく、社会全体を変えることを見据えて活動しています。
文化展示
「国家の輪の歌詞カード表紙」、歴史的指導者や中村哲医師の展示が行われました。
アフガニスタン国歌の歌詞
この地はアフガニスタン
全てのアフガニスタン人の誇り
平和の地、剣の地
その息子たちは皆、勇敢だ
この地はあらゆる部族の地
バルーチ人とウズベク人
パシュトゥーン人とハザラ人
トルクメン人とタジク人
彼らとアラブ人とグージャル人
パミール人、ヌーリスターン人
ブラーフウイー人、クズルバシュ人
更にアイマーク人とパシャイ人
この地は永遠に輝くだろう
青い空の太陽のように
アジアの胸に
その心臓としてあり続けるだろう
我らは唯一の神に従う
我らは皆で言う「アッラーは偉大なり」
我らは皆で言う「アッラーは偉大なり」
我らは皆で言う「アッラーは偉大なり」
また、お土産の「シルクロードの愛情フルーツ」を提供してくださったアフガンサフラン代表アシュラフ・パブリさんの講演では、アフガニスタンの公用語はダリ語とパシュトゥ語であることが紹介されました。
「ありがとう」はダリ語では「マナナ」、パシュトゥ語では「タリャリク」。
覚え方は「バナナ」と「多謝利来」。
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第7章 おわりに
六本木一丁目駅からアフガニスタン大使館に来る途中、一軒の民家もなく、高層ビルに囲まれた道を歩いた。
もし、災害で電気がストップしたら、この街で生きつづけるのは極めて難しいだろう。何百億円とかけて造られたこの街は、まるで砂上の楼閣。
【写真挿入:20250912六本木一丁目駅.jpg】
国歌の輪の主催者から、いま、一から開墾して牧場を作っている人がいる、と聞いた。本当に生きるとは、そういうことなんじゃないかな、と思った。農地を太陽光発電のパネルで埋め尽くしている光景と、フレデリック・バックの絵本『木を植えた男』を思い出した。
先日、読んだ内村鑑三の『後世への最大遺物』で、「いさましい高尚なる生涯こそ一生かけて残すべき」とあった。今日、あらためて、すばらしい人を知ることができました。
【写真挿入:20250912屋上にて.jpg】
アフガニスタンの料理を通して、その国の人々の暮らしや価値観を知ることができます。
一皿の料理に込められた物語は、国境を越えて人と人をつなぐ力を持っています。
本書が読者にとって世界を理解する第一歩となることを願っています。
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